読み
墨守(ぼくしゅ):頑固に守ること。 「旧習を―する」
墨跡(ぼくせき):本来は墨筆で書いた文字のことであるが,日本の書では禅宗の高僧の筆跡を禅林墨跡,略して墨跡といい,限定して用いる。
憂える(うれえる):悪い結果になりはしないかと心配する。心をいためる。または、そうなることを嘆き悲しむ。
重陽(ちょうよう):9月9日のことを重陽の節句という。
翻す(ひるがえす):反対の面が出るように、さっとひっくり返す。 「手のひらを―」(急に態度を変えることのたとえにも)
謀反(むほん):臣下が、君主にそむいて兵をおこすこと。★「反」を「ほん」と読むので注意!
書き
翻意(ほんい):いったんした決意を変えること。 「―をうながす」
憂国(ゆうこく):国家の事をうれえ、何とかしなければならないと心配すること。 「―の士」
又貸し(またがし):「股」ではなく「又」なので注意!
驚嘆(きょうたん):「驚」は敬語の「敬」+「馬」
警戒(けいかい)
遺志(いし):死者の、生前のこころざし。 「―を継ぐ」
見初める(みそめる):一目見て恋心をいだく。一目ぼれ的な感じ?「初め」は「書初め」と同じ使い方。
★「普及」と「不朽」
普及:広く一般に行き渡ること、行き渡らせること。
不朽:いつまでも朽(く)ちないで残ること。 「―の名作」
部首
某:木
墨:土 ★意味的に「黒」になりそうだけど、例外。覚えましょう。
魅: 鬼 (おに・きにょう)
幽: 幺 (いとがしら・よう)
憂:心
四字熟語
深謀遠慮(しんぼうえんりょ):深く考えを巡らし、のちのちの遠い先のことまで見通した周到綿密な計画を立てること。また、その計画。
深山幽谷(しんざんゆうこく):ほとんど人跡未踏のような奥深い自然の地をいう。
二字熟語
翻案(ほんあん):前にだれかがした事柄の大筋をまね、細かい点を造り変えること。特に小説・戯曲などについて言う。
翻刻(ほんこく):書物を原本のままの内容で再び出版すること。
正邪(せいじゃ):正しいことと不正なこと。善と悪。
路傍(ろぼう):みちばた。路辺。 「―の人」(自分と無関係な人の意にも使う)
幽界(ゆうかい):死後に行くという世界。あの世。冥土(めいど)。
幽境(ゆうきょう):人里はなれた静かな所のこと。
幽玄(ゆうげん):奥深くて、はかり知れないこと。趣が深く味わいが尽きないこと。
幽谷(ゆうこく):奥深い谷。 「深山―」
誘因(ゆういん):ある作用を引き起こす原因。 「事件の―を追究する」
憂色(ゆうしょく):憂えている顔色・様子。 「顔に―をたたえる」
その他熟語
又弟子(またでし):弟子の弟子。孫弟子。
憂き目(うきめ):つらいこと。苦しい体験。 「―を見る」
物憂い(ものうい):何となくだるくて気が進まない。何となく憂鬱(ゆううつ)だ。
コメント