めざせ漢検準2級 #4

さすがは準2級。手強いぜ。特に同音異字語が難しい。

書き

★円盤と円板

円盤:円形で平たい形のもの。「円盤投げ」「空飛ぶ円盤」などはこちら。

円板:円で区切られた領域(数学用語)。「開円板」「閉円板」などはこちら。数学以外では使わないっぽい。

★対抗と対向

対抗:相対してせり合うこと。 「独占的支配対抗する」「クラス対抗」などはこちら。

対向:向い合せ(になること)。 「対向車」「対向試験」などはこちら。

★乾くと渇く

乾く:水分・湿気がなくなる意味です。 そこから、温かみのない、冷たい感じがする意味にも用いられます。 対義語は「湿る」。

  • 洗濯物が乾く
  • 乾いた空気
  • 舌の根も乾かぬうちに〔=なにかを言い終えた直後にそれとは矛盾することを言うさま〕
  • 乾いた笑い

渇く:口から水を飲みたくなる、含みたくなる状態を意味します。そこから、なにかを強く欲しているようすを意味することもがあります。

  • のどが渇く
  • 口の渇き
  • 愛情に渇いている

括弧(かっこ):何度書いても覚えられない系。「括る」は「くくる」と読むので、「括る弧」で覚えてみよう。

潟(かた):遠浅(とおあさ)の海岸で満潮の時は隠れ、潮が引くと現れる所。しおひがた。ひがた。

新潟(にいがた):「潟」の右側は「傷」とも「易」とも違うので注意。

誇張(こちょう):「誇」の右側は「大」+「一」+「巧の右側」。訓読みは「誇る(ほこる)」

鼓動(こどう):「鼓」は太鼓の「鼓」。

部首

甘: 甘 (あまい・かん)

且:一(いち)

二字熟語

概括(がいかつ):さまざまな点にわたる内容を、主な所に目をつけて、まとめること。

喝破(かっぱ):堂々と論じて(人の気づかない、隠したがる)真理を明らかにすること。また、非を大声でしかること。

褐炭(かったん):石炭の中でも石炭化度が低く、水分や不純物の多い、最も低品位なものを指す。 

抱懐(ほうかい):ある考えを心にもつこと。また、その考え。「野心を抱懐して近づく」

四字熟語

大喝一声(だいかついっせい):声で怒鳴りつけたり、叱りつけたりすること。 またその一声

その他熟語

且つ又(かつまた):上に述べた事柄に、さらに他の事柄を重ねて言うのに用いる語。その上また。「正確さ、且つ又迅速さが要求される」

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